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Codec Sample Rate
(
Codec
サンプリングレート)
このセクションでは、新しいファイルを録音するためのサンプリングレートを選択します(
Internal
の内部クロックに設定されている時は、その
ファイルのサンプリングレートは自動的に選択されています)。再生サンプリングレートは、再生中以外に手動で設定することも可能です。再生中は
DAW
アプリケーションで選択されたサンプリングレートが反映されます。
DAW
アプリケーションでサンプリングレートを変更すると、このパネルで
選択したサンプリングレートがそれに合わせて変更されます。
DAW
アプリケーション側でサンプリングレートをコントロールできないようにするには、
Rate Locked
のボックスにチェックを入れて、選択したサン
プリングレートが受信するサンプリングレートに左右されないよう固定します。
Reset Rate When Idle
をチェックすると、録音中に受信するサンプ
リングレートが変化しても選択したサンプリングレートはそのままの状態です。
S/PDIF Sample Rate
:
S/PDIF
からの外部クロックに同期させたい時は、このページで外部クロックと同一のサンプリングレートを手動設定する必要があります。
MultiTrack Driver Devices
(マルチトラックドライバデバイス)
M-Audio Delta
シリーズと同様に、同時に複数のチャンネルをサポートする
DAW
アプリケーションを使用していれば
Audiophile 192
は複数の
Delta
カー
ドと同期することが可能です。
「
Single
(
In-Sync
)」を選択すると、全てのオーディオチャンネルが同時に録音または再生を開始します。
「
Independent
」を選択すると、全てのオーディオチャンネルは別々に録音または再生を開始します。
2
つ以上のアプリケーションで
Audiophile
192
を同時に使用する必要がある場合に便利です。
「
Multiple Card Sync
」は、
2
つ以上の
Delta
カードがインストールされている場合に有効です。このオプションを選択すると、全ての機器で全てのチャン
ネルが同時に録音または再生を開始します。
DMA Buffer Sizes
(
DMA
バッファサイズ、
Windows
のみ)
このセクションでは、オーディオバッファリングに配分するメモリーのサイズを特定します。一般的にバッファサイズが小さいとレイテンシーも低くなりま
すが、遅いシステムでは安定性が低くなります。再生中にクラッキング、音飛び、ノイズなどが起こる場合は、バッファサイズを大きくして試して下さい。
一般に、録音時には低レイテンシーが望まれ、ミキシング時には安定性の高さがより重要になります。録音時にはバッファサイズを小さく、ミキシン
グ時にはバッファサイズを大きく設定すると最適な結果が得られます。
ASIO Options
(
ASIO
オプション)
このボックスにチェックを入れると、
DAW
アプリケーションの
ASIO
ドライバでモニターミキサーやルーターを使うことができません。
DAW
アプリケー
ション側の内部ルーティングを使うことになります。
Input Channel Phase
(入力チャンネルの位相)
いずれかのボックスにチェックを入れると、対応する入力チャンネルの位相を反転します。ステレオ入力信号の位相調整に便利です。
S/PDIF
ページ
このページでは、デジタル入出力信号に関して様々な選択ができます。
Digital Output Format
(デジタル出力フォーマット)
デジタル出力フォーマットが
S/PDIF
なら「
Consumer
」を、
AES/EBU
なら「
Professional
」を選択します。デフォルト設定は
S/PDIF
です。デフォルト
の「
Consumer
」は正確な
S/PDIF
フォーマットでコンシューマー機器全てに普及しています。一方、「
Professional
」は
AES/EBU
タイプのデータ信号
で電気的には
S/PDIF
です。
AES/EBU
機器の中には、
S/PDIF
で認識される場合もあります
「
Advanced Settings
」のボックスにチェックを入れると、エンハンスド、コピープロテクションや追加オプションなど応用機能にアクセスするダイ
アログボックスが表示されます。
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